何よりも甘く切なく

スポンジで泉未とリエイ君の会話を聞いた日から、２日後の今日。


私と泉未は、つき合って丁度１ヶ月記念日を迎えました。


「どこ座ったらいいんだろう……」


迷った私は、適当にオレンジ色の布団のベッドに腰かける。


泉未が来るまで、一昨日の事を思い出していた。


一昨日は………色々と大変だったなぁ――――…


―――
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―――――…


『皆大変よ！』


あの日……いきなりスポンジに現れたのは、娘のほののちゃん。


別にほののちゃんだけならスポンジに現れても何も問題は無かったんだ。


だって実家だし。