何よりも甘く切なく
★道端の小さな天使★ 《Side -Izumi-》
「ホラよ」
「へっ……?」
朝、登校したら、すでにリエイが登校してきていた。
丁度いいやとカバンから赤い紙袋を取り出し、リエイに渡す。
「えっ?泉未、何だよコレ?」
とりあえず紙袋を受け取ったリエイは、不思議そうに首を傾げていた。
「お前今日何日だよ」
「あ?9月19日だけど?」
やれやれ……
分かってるのか分かってないのか判断しにくい微妙なリアクション、やめてくれ。
「ソレ、ケーキ。14歳おめでとう」
そう、今日9月19日はリエイの誕生日。
昔からオレ等はこうして来たんだ。
「へっ……?」
朝、登校したら、すでにリエイが登校してきていた。
丁度いいやとカバンから赤い紙袋を取り出し、リエイに渡す。
「えっ?泉未、何だよコレ?」
とりあえず紙袋を受け取ったリエイは、不思議そうに首を傾げていた。
「お前今日何日だよ」
「あ?9月19日だけど?」
やれやれ……
分かってるのか分かってないのか判断しにくい微妙なリアクション、やめてくれ。
「ソレ、ケーキ。14歳おめでとう」
そう、今日9月19日はリエイの誕生日。
昔からオレ等はこうして来たんだ。