何よりも甘く切なく
*Sweet Day2*
☆爽やか君と再び☆ 《Side -Kokoa-》
「おはよー」
「宿題忘れた!誰か見せて!」
「「「却下」」」
朝の学校は、今日も色んな会話が飛び交っている。
私はカバンを両手で持ちながら、廊下を1人テトテト歩いていた。
「優しかったな、あの男の子……」
私の呟きは、周りの賑やかな声に掻き消される。
頭の中に、昨日の爽やか少年とのやり取りが蘇った。
『本当ありがとう。ケガ手当てして貰っちゃって………』
あの後私は、玄関前で男の子と数分会話。
『遅くなっちゃったけど、1人で大丈夫?送ろうか?』
頭を下げる私に、男の子は最後まで優しかった。
「宿題忘れた!誰か見せて!」
「「「却下」」」
朝の学校は、今日も色んな会話が飛び交っている。
私はカバンを両手で持ちながら、廊下を1人テトテト歩いていた。
「優しかったな、あの男の子……」
私の呟きは、周りの賑やかな声に掻き消される。
頭の中に、昨日の爽やか少年とのやり取りが蘇った。
『本当ありがとう。ケガ手当てして貰っちゃって………』
あの後私は、玄関前で男の子と数分会話。
『遅くなっちゃったけど、1人で大丈夫?送ろうか?』
頭を下げる私に、男の子は最後まで優しかった。