夢を見る
第24章
     24
 一夜明け、土曜になった。


 あたしも朝起き出し、キッチンでアイスコーヒーを一杯淹れる。


 さすがに体の芯は重たい。


 目覚まし時計をセットしていても、止めてしまっていて、いつの間にか寝過ごすことがあった。


 だけど、それぐらいいいじゃないか。


 単に休みの日に寝坊するというだけで。


 今日、雄哉があたしの自宅マンションにやってくるのだ。


 コーヒーを飲み終わり、カーテンと窓を開け放って、掃除機を掛ける。


 ずっと溜まっていた疲労も、休日を共に過ごせれば、癒えるだろう。


 掃除が終わり、パソコンを立ち上げて、ネットに繋ぐ。


 そしてネットニュースなどを見続けた。


 別に新鮮味はない。
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