夢を見る
 しかも会社のパソコンじゃなくて、スマホからだと。


 こんな時代がやってきたのである。


 いや、やってきたというよりもパソコンやケータイ、スマホなどが普及しているので、その手のことがお手のものらしかった。


「あなた、そんなことしてて大丈夫なの?」


「ええ。儲けすぎませんし、損もしませんから。単に飲み代を稼ぐ程度です」


「そう」


 それ以上は言わなかった。


 ただ、玉木は成川のように悪質な手口は使ってないようだ。


 あたしもそこは安心していた。


 部下が法律に抵触することはしてないと。


 また新たな一週間だ。


 パソコンを使って作業し続ける。
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