夢を見る
第6章
6
社ではずっと同じ調子で勤務が続く。
合間の時間、雄哉に連絡を取っていた。
スマホを使って、だ。
電話すると、仕事中は彼も取れないと思うので、メールにしていた。
いつもそうしている。
合間にスマホのキーを叩き、メールを打って送っていた。
<こんにちは。お仕事お疲れ様。今度の週末、一緒に食事でもどう?予定が決まったら教えて。じゃあまたね>と打って送る。
ものの数分後に返信が来た。
<分かった。次の土日はスケジュール空けておくよ。じゃあまたね>と文面がある。
読んだ後、スーツのポケットに仕舞い込んで、また仕事をし始めた。
「尾田(おだ)君、ちゃんと仕事してね」
上司の瀬岡(せおか)が声を掛けてくる。
社ではずっと同じ調子で勤務が続く。
合間の時間、雄哉に連絡を取っていた。
スマホを使って、だ。
電話すると、仕事中は彼も取れないと思うので、メールにしていた。
いつもそうしている。
合間にスマホのキーを叩き、メールを打って送っていた。
<こんにちは。お仕事お疲れ様。今度の週末、一緒に食事でもどう?予定が決まったら教えて。じゃあまたね>と打って送る。
ものの数分後に返信が来た。
<分かった。次の土日はスケジュール空けておくよ。じゃあまたね>と文面がある。
読んだ後、スーツのポケットに仕舞い込んで、また仕事をし始めた。
「尾田(おだ)君、ちゃんと仕事してね」
上司の瀬岡(せおか)が声を掛けてくる。