夢を見る
 確かに大きな事件だった。


 誰がどう考えても。


 もちろん地方都市にいるので、東京などに行くことはなかったのだけれど……。


 ずっと平日文書類を打つ。


 立てる企画など山ほどあった。


 否応なしに仕事に縛られるのだ。


 ずっとキーを叩き続けていた。


 合間の食事休憩時にランチに行ったり、コーヒーブレイクをしたりしながら。


 朝から夕方、そして終業時刻以降も残業などがある。


 あたしも感じているのだった。


 きついなと。


 確かに平日は体が重たい。


 芯に疲労が溜まっているような感じがする。
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