夢を見る
第70章
70
日曜の夜、雄哉と別れて、彼がまっすぐに自宅へと帰っていく様子を見届ける。
そして深呼吸し、肺の中の酸素を入れ替えた。
また明日から仕事だなと思って。
夜遅くまでネットを見続けていた。
スマホは充電器に差し込んでいる。
昼間、タブレット端末やスマホを弄っているのだけれど、大抵ニュースは朝の出勤前と、社で昼休みになった時に食事を取りながら、見る程度だ。
仕事はきつい。
何せ企画書はどれもかなりの分量があり、打つのは大変なのだから……。
そういったことは十分分かっている。
だけど、別に業務自体に変化はない。
単に疲れるというだけで。
毎日仕事が終わり、車を運転して、自宅へと帰るたびにアルコールフリーの缶ビールを
日曜の夜、雄哉と別れて、彼がまっすぐに自宅へと帰っていく様子を見届ける。
そして深呼吸し、肺の中の酸素を入れ替えた。
また明日から仕事だなと思って。
夜遅くまでネットを見続けていた。
スマホは充電器に差し込んでいる。
昼間、タブレット端末やスマホを弄っているのだけれど、大抵ニュースは朝の出勤前と、社で昼休みになった時に食事を取りながら、見る程度だ。
仕事はきつい。
何せ企画書はどれもかなりの分量があり、打つのは大変なのだから……。
そういったことは十分分かっている。
だけど、別に業務自体に変化はない。
単に疲れるというだけで。
毎日仕事が終わり、車を運転して、自宅へと帰るたびにアルコールフリーの缶ビールを