夢を見る
 あたしも思うのだった。


 年齢を経たのかなと。


 そう感じずを得ないところもあった。


 入社した直後は徹夜でも十分仕事が出来ていたのだけれど、今、夜間は睡眠に充てている。


 仕方がないのだった。


 三十代なら三十代の働き方がある。


 それは痛感していた。


 また明日以降、雄哉と話そうと思っている。


 そういった有り触れたことを。


 一人で抱え込むとまずいこともある。


 もちろん人間だから、休日は休息を取るのだ。


 うちの社など、まだ恵まれている方だった。

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