夢を見る
第81章
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 週末が終わり、またお互い、月曜から通常通り仕事だった。


 あたしも車で通勤する。


 確かに心身ともに疲労はあった。


 だけど、そんなことも言っていられないのだ。


 職場に行けば、玉木たち下の人間が先に来ていて、すでに仕事をしているのだし……。


 パソコンを起動させる前に、フロア隅のコーヒーメーカーでコーヒーを一杯淹れる。


 そしてカップに口を付けながら、キーを叩き始めた。


 朝から夕方まで仕事のスケジュールが入っている。


 参りそうになることがあった。


 でも、今は自分にとって耐える時期だと思っている。


 この冷え込む冬の季節のように。


 仕事をしていても、何かと辛かった。
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