夢を見る
 もう来週には仕事が始まるのだ。


 通常通りに、である。


 人間だから、誰でもいろいろと考える。


 普段、仕事をしながらでも彼のことを想う。


 だけど、自然なのだった。


 ずっと一緒にいたのだけれど、不自然なところは何もない。


 やがてベッドから起き出し、バスルームへと向かった。


 あたしの方は下着類を持って、である。


 混浴は楽しい。


 愛し合う男女でする最高のスキンシップだ。


 そう思っているのだった。


 バスタブこそ使わなかったのだけれど、熱めのシャワーを互いの体に掛け合う。


 そして髪や体を洗い合った。
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