夢を見る
 買い置きしていたカップラーメンがあったので、お湯を沸かし、卵を入れて三分間待った。


 出来上がった食事を取り終え、テレビを見る。


 仰々しい。


 オリンピック開催中でも、興味はまるでなかった。


 単に国家間でスポーツ大会をやってるな、といった程度で。


 その夜も報道番組を見て、午後十一時過ぎには休んだ。


 疲れているのである。


 疲労は蓄積されていった。


 日々、である。


 だけど、夜は熟睡だ。


 朝まで一度も目が覚めない。


 快適な眠りを確保できていた。
< 709 / 815 >

この作品をシェア

pagetop