夢を見る
第113章
113
三月も下旬である。
もうすぐコウルカジャネ島へ行けるのだ。
あたしも社に行き、普通に仕事をこなしながら、春のバカンスを待ち続けていた。
そして三泊四日の休みが取れるのが、三月二十四日からだったので、雄哉にメールを打つ。
<次の月曜に出国ね>と。
彼が<分かった。準備しとくから。君の部屋に来るよ。そこから車に乗せてって>と打って送り返してきた。
仕事の合間でもずっとメールのやり取りが続く。
それ以外、変わったことはなかった。
単に玉木たちが送ってくる企画書に目を通す。
眠気が差すこともある。
特に朝の二時間ぐらいは、頭の働きが鈍い。
三月も下旬である。
もうすぐコウルカジャネ島へ行けるのだ。
あたしも社に行き、普通に仕事をこなしながら、春のバカンスを待ち続けていた。
そして三泊四日の休みが取れるのが、三月二十四日からだったので、雄哉にメールを打つ。
<次の月曜に出国ね>と。
彼が<分かった。準備しとくから。君の部屋に来るよ。そこから車に乗せてって>と打って送り返してきた。
仕事の合間でもずっとメールのやり取りが続く。
それ以外、変わったことはなかった。
単に玉木たちが送ってくる企画書に目を通す。
眠気が差すこともある。
特に朝の二時間ぐらいは、頭の働きが鈍い。