腐女子な漫画家に溺愛されチュウ!?
そして、しばらく歩いてついたのは見たこともない教室。
しかも、めっちゃ綺麗。
だってここの学校の教室はもれなくガラス全割れ、落書き、暖房、冷房設備は壊れているのだ。
この教室は毎日掃除されているのか、暖房、冷房はキチンとついて、ガラスも割れてないし落書き一つない。
真ん中に大きい机があってそこには引き出しやらペンやら。
そして教室の隅っこの方には試着室的な感じがあった。
「お前…一体何者なんだよ…!!」
俺は、勝手に言葉に出てしまった。
岩動は、コスプレ服がずらりと並んだクローゼットにメイド服をかけて、こちらを向いた。
「お前、じゃなくて私は岩動ほたる。岩動サンって呼びな。あと、私の職業は、高校生兼−−−−」
「漫画家、だぜ☆」