完璧な先輩の秘密☆【完】
しらせん先輩はバッグから紙に包まれた物を出してあたしに差し出した。




えっ?




あたしは包まれた物を見た。





「一ヶ月記念だから。受け取って」




そう言った。




そうでしょ?





あたし、何も用意していないのに。





「でも、あたし何も用意してません」




あたしがそう白状すると




「いいよ。受け取ってくれるだけで、俺は嬉しいから」




そう言ってくれた。





あたしは包まれた物を受け取った。





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