完璧な先輩の秘密☆【完】
まずは200走からだ。




あたしはクラスのテントの中で腰掛けた。





雫は200走に出るから今はここにいない。




その時




「椎名ちゃん♪」





先輩が隣へやって来た。




と言ってもあたしはテントの端に座っているから先輩はテントの中へ入っていない。





しかも体育大会中は運動場に居ればどこから見てもいいのだ。





「先輩♪一緒に見ますか?」




あたしがそう言うと智也先輩はあたしの腕を引っ張りテントから出した。




< 209 / 304 >

この作品をシェア

pagetop