完璧な先輩の秘密☆【完】
あっ、先輩は行くのか。




「先輩、行くんですよね?」





あたしがそう言うと





「あぁー、うん。応援してね?」





そんなの答えは決まっている。





「当たり前じゃないですか」





あたしがそう言うと





「やる気でてきた!やるぞー!」





そう言って行ってしまった。





あたしが先輩を見送ると





「ふーん。智也先輩だっけ?も1000m出るんだ」





そんな声が聞こえてきた。





「あ、千晃君も1000mだっけ?」





あたしは声が聞こえた方を向きながら言った。





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