完璧な先輩の秘密☆【完】
「し、雫」




あたしがそう言うと雫はあたしの方を向き直った。





「行くよ、椎名!」





そう言って腕を引っ張った。





雫は勢い良く歩き出した。





「し、雫?」





あたしがそう言うと





「あんな言葉気にしちゃダメだからね!あんたにはあたしがいるから!」




そう言ってくれた。




あたしは信頼している雫にはすべて話していた。





あたしは雫の言葉に熱いものを感じた。





「ありがと!雫!」





あたしがそう言って抱きつくと雫は





「暑苦しいから離れてよぉ~」




そう言って笑った。




雫、あんたはあたしにとって世界一の親友だよ。




あんたが大好きだよ。






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