完璧な先輩の秘密☆【完】
そしてあたしの方へ歩いて来て、あたしの耳に口を近づけて、




「ともにぃを悲しませたら、琴音鈴怒るからね」





小声でそう言った。





悲しませる?




なんで?




「分かった」




あたしはそう言って笑った。




「それと、ともにぃの秘密を知っていても付き合ってくれてありがとう」



そう小声で言った。



えっ?




秘密?




あたしがそれ何?って言おうとした時




「琴音鈴、もういいだろ」




そう言って琴音鈴ちゃんをあたしから引きはがした。




< 64 / 304 >

この作品をシェア

pagetop