どうして気付いてくれないの!?
学校に着くと『二人とも朝から元気やなー。見てるこっちがしんどいわ!』

こうやって毎朝僕らにツッコミを入れてくるこいつは僕の友達、進藤一平。

『疲れるんだったらいちいちつっこまないでくれる?』

『つっこまれたくなかったら、もうちょっと静かに学校こんかい!』

飛鳥と一平が言い合いをしている、これも毎日のこと。

『達也!今日の帰り一平と三人でゲーセン行こうよ!』

これも友達の服部一也、極度のゲーム好き、所謂ゲームオタクってやつだ。

『ごめん一也!今日は用事があるから、また今度にしとくよ!』

『用事?達也が用事なんか珍しいな、まぁそうゆうことなら仕方ないな。』

一也は少し残念そうに自分の席についた。

一平と言い合いが終わった飛鳥がこっちにやってきた。

『あんた今日用事なんかあったっけ?』

『本当は用事なんかないんだけど今日は家でゆっくりしたいんだ。』
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop