どうして気付いてくれないの!?
転校生
普段使わない道を使って帰っていると、こっちに誰かが歩いて来ている。

『こんなとこ僕以外の人も使うんだなぁ。』

そんなことを思っていると前から歩いて来た人に声をかけられた。

『…あのぉー』

突然だったので僕は変な声が出てしまった。

『へ!?』

『私今日この町に引越してきて道に迷っちゃって…』
だからこんなとこにいたのか、それにしても綺麗な子だな。
そんなことを思っていると
『聞いてます?』

『!?聞いてる聞いてる!僕でよかったら道案内するよ?』

『本当ですか!?ありがとう!私神崎麗奈!よろしくね』

『僕は桜井達也!よろしく』
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