キミの笑顔を、ずっと隣で。

同じクラスで7年目 -琴美side-


「私のクラスは…」



さっきまで校門前とかで写真撮ってたりしたけど、





クラス表が張り出されたみたい。




「今年も同じクラスになりますようにっ…!!!」




私が必死にクラスが一緒になるように祈ってる人は誰かというと…






「琴美――――――っ!!!!!!!!!!!!!!!」





「うわぁっ!?!?!?」



いきなり横から抱きついてきた女の子。




そう、この子が、私が一緒のクラスになりたかった子なんです。





彼女の名前は野江(のえ)スミレ。




もう、同じクラスが続いて6年。今貼り出されているクラス表で、




クラスが一緒だったら7年目。




どうだろう…??





「もう、スミレ!!驚かせないでよ~><」





「だって~(笑)」






いつも、こんな他愛もない話をしている。私は、その時がすっごく楽しいんだ。







「ねぇ、琴美!」



「なに??」



「クラス、見に行こうよ^^」




「うん!!」





どうか、今年も同じクラスでありますように…!!





=クラス表前=



「琴美、せーので見ようね。」



「うん…」




「「せーのっ!!!!」」




同時に見たクラス表。





結果は…




「「…いやったぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!!!!!!」」



今年も、同じクラスでした。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop