【完】運命的な許嫁
俺は、その長文メールに
【行く。】
と、短文メールを
返してやった。
そして俺は、久穏に
「久穏。いま、竜稀から
メールあって花火やらねぇか?
って誘われたんだけど行く?」
それを聞いた久穏は、
まるでおもちゃを買って
もらった、小さい子が見せる様な
笑顔で「うん!行きたいな。」
と、言ってはしゃいでいた。
「じゃ、行くか!」
そう言って、俺たちは
水族館の出口へ向かった。
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