【完】運命的な許嫁
なんだか周りから見て
不自然なんだろう。
クラスの奴が俺たちを
見て不思議な顔をしている…
女子たちはキャーキャー
言いながらなんか言っていた。
『えー?2人って付き合ってんの?』
『私の風牙くんがぁ~‼』
『でも、風牙くんって
好きな人いるんでしょ?
遊ばれてんじゃない?』
『そうだよね?中学の時も
本命はいないって噂だったもんね?』
あー。めんどくせー。
全部、聞こえてんだよ!
噂だろ?ふざけんな。
俺は女子たちの声が
聞こえたが久隠は聞こえてない
みたいだった。