【完】運命的な許嫁
20◇学園祭です!◆心音side
心音◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「俺も。」
そう言った風牙くんは
なんだか恥ずかしそうで
でも、堂々としてて……
ほんとにかっこいい/////
私は反射的に
「え?」
と言ったきり喋れなくて
風牙くんの顔をジッと見ていた。
「み、見んじゃねぇ…よ。」
そうとう恥ずかしかったのか
風牙くんは勢いよく後ろを向いた。
「か、顔見るなよ?」
「わ、分かった。」
風牙くんはそれから
何にも話さなくて
ただ、ただ耳が真っ赤だった。