【完】運命的な許嫁







俺は久穏の列に並んでたから
次は俺だ。






久穏が俯いてヨタヨタと
こっちに来る。




そして、俯いたまま

「おかえりなさいませ………
ご主人様………」









「ただいま。久穏。」





そう言って、いつも通り
久穏の頭を撫でる。







「ぇ………風…牙くん?なんで?」







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