【完】運命的な許嫁
あれから4人で喋って、
笑って、言い合って。
あいつらと居るとほんとに
飽きない。笑
夜の19時で面会時間が
過ぎたから3人は帰っていった。
あいつらが帰ったと同時に
親父が病室に入ってくる。
「風牙。調子はどうだ?」
「あぁ。親父。
頭も痛くねぇし大丈夫。」
親父はいつもと顔が違ってた。
「風牙。すまんな。
記憶の事黙っていて。」
親父は申し訳なさそうに
頭を下げてる。
「やめろよ。親父らしくない。
逆に俺はさ、感謝してる。
親父が今の高校に勝手に
願書を出してくれたおかけで
久隠とまた再会できた。
記憶も取り戻す事が出来た。
ありがとうな。親父。」