冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ


私も、まぁくんを抱きしめ返した。
ビックリしたように、まぁくんの体がピクリと動いたが
でもその後すぐに、
彼も、さらにギュッと抱きしめる腕の力を強めた。




そして、まぁくんが私の耳元で


「…好き。」


と、甘い声で呟くと



体を離し、熱を持った目で私のことを見つめてきた。




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