冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ


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「ハァ。」


意識していなくても、溢れ出てくるため息。



そんな、私をナオコは悲しそうに見つめながら



「…ココロ…ちゃんと、横田くんと話な。」



と言った。





ナオコは、今まであったことを全部知っていた。

私の様子が変だとも思っていたみたいだし
クラスの皆も、"山口るり"が横田くんを奪おうとしている。と噂していたみたい。



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