Sentimental My Girl
「じゃーまた明日!おつかれー」

私は部室を後にする
何にもないのに走ってしまうのは癖なんだろうか…

軽やかに走りながら、今日の夜ご飯は何にしようとボーっと考えていると



前に影が伸びてきた





走るのをやめてゆっくり前を見る

逆光でよく見えない




大きな影と小さな影、二つの影が近づいてくる



目を凝らしてると





「つーかさ」

懐かしい声
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