Sentimental My Girl
朝方、そろそろ解散しようということになり、それぞれ帰っていく。



沙紀はつかさに「家に鍵がかかってるから、親が起きる時間までつかさの部屋にいってもいい?」と頼んできた。


つかさは断る理由もないので快く承諾した。




マユ先輩の家からつかさの部屋までは徒歩で20分弱。


帰り道はつかさと沙紀と沙紀の高校からの先輩の佐藤先輩(男)の3人。

佐藤先輩は優しい感じで話しやすいとつかさは思った。


沙紀が言うには「頭が良くて、2年付き合ってる彼女がいるし、頼れる先輩」らしい。





佐藤先輩と別れ、二人はコンビニに寄り、飲み物を買ってつかさの部屋へ。


つかさの部屋はインテリア雑誌に載っているかのような、黒と白で統一されたシンプルな部屋だ。生活感が全くと言っていいほど無い。


沙紀は目を輝かせてどうしたら部屋がこんなに片付くのか、料理はちゃんとしているのかなど、たくさんの質問をした。
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