Sentimental My Girl
仲良し
あの新歓の日から2ヶ月、つかさと沙紀は学部は別だが毎日のようにお昼や放課後や空き時間(空き講)を一緒に過ごしている。
まわりからはよく仲良いねとか、格好も性格も全然違うのに、などと言われていた。
たしかに不思議だけど、沙紀と居ると楽しいし安心するとつかさは感じていた。
二人はカラオケに行ったり、街に遊びに行ったり、お祭りにも行った。
ある昼休み、次の講義が無い二人は学食でゆっくり過ごしていた。
「ねぇつかさ、好きな人っている?」
と沙紀がつかさに聞いてきた。
つかさは18年間ずっと彼氏と言う人がいなかった。好きな人がいても、どうすればいいのかわからないくらいに奥手なのだ。
「今はいないな。沙紀はいるの?」
すると沙紀は思い詰めた顔で「2ヶ月くらい付き合ってる人がいるんだ…」と呟いた。
つかさはずっと 一緒に居たのに気づかなかった。何より教えてくれなかったことにショックを受けた。
(たった2ヶ月だけど一緒に居たのに…)
そんなつかさを前に、沙紀は何か決心した顔をしてつかさの瞳をじっと見つめて口を開いた。
「その人、1コ上のサークルの先輩でね…
…マユ先輩の彼氏なの」
つかさは唖然とした。
(それって二股…)
まわりからはよく仲良いねとか、格好も性格も全然違うのに、などと言われていた。
たしかに不思議だけど、沙紀と居ると楽しいし安心するとつかさは感じていた。
二人はカラオケに行ったり、街に遊びに行ったり、お祭りにも行った。
ある昼休み、次の講義が無い二人は学食でゆっくり過ごしていた。
「ねぇつかさ、好きな人っている?」
と沙紀がつかさに聞いてきた。
つかさは18年間ずっと彼氏と言う人がいなかった。好きな人がいても、どうすればいいのかわからないくらいに奥手なのだ。
「今はいないな。沙紀はいるの?」
すると沙紀は思い詰めた顔で「2ヶ月くらい付き合ってる人がいるんだ…」と呟いた。
つかさはずっと 一緒に居たのに気づかなかった。何より教えてくれなかったことにショックを受けた。
(たった2ヶ月だけど一緒に居たのに…)
そんなつかさを前に、沙紀は何か決心した顔をしてつかさの瞳をじっと見つめて口を開いた。
「その人、1コ上のサークルの先輩でね…
…マユ先輩の彼氏なの」
つかさは唖然とした。
(それって二股…)