笑顔のキミ
私は自分の席に座って、外を眺めた。


私の席は、窓側の1番端っこの後ろ。

大人気の席。


そういえば、私の隣の席がいいって言う人がたくさんいたんだ。



「心愛さんの隣の席はオレだよ」


「速瀬さんの隣は俺に決まってる」


あ、ちなみに私の名前は速瀬心愛<hayase mirai>。
どう?
なかなか良い名前でしょ(笑)


そして私は、自分で隣の席の子を選んだらいいじゃんって考えたのよ。



「ん~。それじゃあ私が選ぶよ。
この人がいい」



「「「「「えぇぇぇぇ!!!!????」」」」」



あぁ、うるさいから。


私が選んだ人は、みんなが絶叫するような人だった。

名前は山田太郎<yamada tarou>。


お前いつの時代の人だよって感じの名前だよね。
そこで私は偽名だと考えた。

まぁそんなわけないけどね。




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