KIGEKI
チョコバナナはそれなりに込んでいて、買うのに数分かかった。
「必ず来てくださいね!!」
チョコバナナを片手に持ち、販売している女子に宮澤がいう。
「必ず行きます!!」
ぺこりと頭を下げて3人は、歩き始めた。
「来てくれるかな?」
「さぁ?でも、話しの話題には出してくれるんじゃない?」
「そうなれば、行きたいという子も現れるとおもいますよ。」
「そっか!!で?次は、どこ行く?」
宮澤がそういいながら、河端の方を見ると、彼女はにっこり笑って、焼きそばか、たこ焼き
といった。
宣伝というよりは、食べ歩きをしているようにしか見えないが、本人たちは、宣伝しているつもりらしい。
2階に上がろうと階段に向かう。
「ちょっと、いいかしら。」