好きって言って?


「あっ…、そうだ。」


「ん…?どしたの。」


やっと自分の気持ちを冬樹くんに言って、只今ベッド上(冬樹くんは椅子)で抱き合っていたわけですが…!



一つ、忘れていた事があるんですよね…。




「さっき、山下くんに告白されたんだった…。」


「はっ…?」



そうだった!
幸せすぎて忘れていなが、早く断んないと…。


「山下…?あぁ…、冬嘩の隣の…。

って、告白されたの!?
何で早く言わないをだよ!馬鹿っ!」


「なっ!」


「冬嘩のアホっ!ドジっ!間抜けっ!」



「…ゔっ~!だって冬樹くんが来る少し前でいきなりだったし…。」



「で、ちゃんと断ったよね…?」




「それが…、いきなりだったから…その…。」


「まさか返事してないのっ!?」


「う、うん…。」


「馬鹿っ!冬嘩のアホっ!」

「ゔっ……」



「そう言うのは早く返事しないと勘違いする奴いるんだからっ………………

……………………
………………
…………
……


まだ冬樹くんは私に説教してくる。
おんなじ事何回も何回も…。


ついに拗ねた私は言ってしまったんだ。


「ヤキモチか…」って。
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