♡幼なじみの恋愛事情♡
そして昼休み。
手紙で呼び出したにも関わらずアイツがひよを迎えに教室まで来やがった。
ちょうど廊下側の入り口付近の席だった俺は嫌でもそいつの声が聞こる。
まっすぐで真剣な声。
ひよがそんなヤツの言葉を無視できるわけなんてなくて。
行かないで欲しい
そんなヤツの声なんて聞かないで欲しい
誰かのモノになんかなるなよって叫びたいのに
俺にそんなこと出来るはずもなく。
ひよはその男について教室を出ていった。