♡幼なじみの恋愛事情♡



「ひよ、いないな……」



朝より速いスピードでチャリを漕ぎ、辺りを見ながら呟いた。



冬よりは日が落ちるのが遅くなったからといっても、もう空は真っ黒で。



ひよが1人で歩いて帰るなんて危なすぎる。




「はあ……」



俺も過保護だよなぁ。



でも、仕方ないだろう?


あんな危なっかしい幼なじみを持ってしまった俺の宿命なんだから。








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