♡幼なじみの恋愛事情♡
あーなんだ、このベタなドラマみたいな展開は。
ベッドに倒れこんだ俺の上に覆いかぶさる様にひよが乗ってる。
2人の顔は必要以上に近くて。
「湊ごめん!!重いよね?今すぐ退くからっ」
ひよは慌てて立ち上がろうとした。
でももう少しだけ、このままでもいいだろ?
「ひよ。また転ぶから」
俺はそう言ってひよの腕をもう一度引っ張る。
そして倒れて来たそれを、今度はちゃんとキャッチした。