♡幼なじみの恋愛事情♡
「ごめん。ちょっとやりすぎたね。」
「あ、別に……慣れてるし」
慣れてるって、俺どんなヤツだと思われてるんだよ。
はは……なんて、時計を見るともう7時を回っていた。
「ひよ、もう帰りな。俺、疲れて頭可笑しくなってるから」
「あ、うん。帰るね……」
2人の間に流れる気まずい空気。
「うん。蓮と早く仲直りしなよ」
その空気をかき消すようにそれだけ言った。
だけどそんな言葉じゃかき消せなくて。
ひよはバツが悪そうに部屋を出ていった。