♡幼なじみの恋愛事情♡


眠れないって暇すぎる。




「水でも飲もうかな……」



私は重い腰を上げてベッドから立ち上がった。




そしてのろのろと歩きながら、明かりの消えた階段を下りる。



当たり前だけど家族は皆眠りについていて。




真っ暗なリビングは少し肌寒かった。






ふとテーブルを見ると、夕飯の残りであろうグラタンが佇んでいる。



私は夜中にグラタンなんて、と思いつつそれをレンジでチンしてみた。



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