♡幼なじみの恋愛事情♡
「び、びっくりした……!」
そうやって驚いた表情を見せると瑠衣はクスッと笑った。
「サプラ~イズ」
なんてひょうきんな声でそう言って、持っていたカバンをベッドの横にそっと置いた。
そして瑠衣は私が寝ているベッドの端に腰掛ける。
ベッドが少しだけ軋んで、その音が静かな部屋に響いた。
「心配……かけてごめんね?」
「いいよ。もっと心配かけてもいいよ」
「ははっ、それはさすがに……」
「私たち、親友でしょ?」
そう言って瑠衣は優しく私の頭を撫でてくれた。