♡幼なじみの恋愛事情♡


「別に。ひよに会いに来たんじゃねーし。今帰るところだから」



そう言って俺は歩き出す。



けど、

百瀬はそんな俺を見て苦笑いする。





「……神崎くんの家って、逆じゃない?」



動揺しまくりの俺は、自分の家とは反対の方向に足を進めていて。



百瀬の一言で、その恥ずかしい事実に気づいた。


あーもー。



こんなに余裕無いの、久しぶりかも。



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