きみと…(恋愛短編集)
「……うん…
あっ…佐倉くんも優海くん達のとこに行った」
あれだけ目立つ三人だ。
女子達がほっておく訳がない。
きゃあきゃあと黄色い声が飛ぶ。
そして彼の中学時代の知り合いだろう一人の女子がこう言った。
「私知ってるよ?
上條くんの妹で美紅ちゃんって言うんだけどすぅごぉく可愛いんだよ♪」
「えーっなにそれ美男美女兄妹(キョウダイ)」
「見てみたぁい♪」
騒ぐ女子達に対して、嫌気が差したのだろうか?
上條くんは一人何処かへ行ってしまった。
こちらに来た優海くんに聞いてみる。
「優海くんは美紅さんって子と知り合いだったりするの?」
すると彼はニッコリ笑って
「うん 瑠架と美紅ちゃんの母親がうちの神社でパートしていて美紅ちゃんはたまにお母さんのお手伝いでバイトしてるよ」
「………会ってみたいなぁ……」
その回答にあたしはぼっそりと呟いた。
それが聞こえたのか
「じゃあ…七夕祭りの時に来てみる?
美紅ちゃん見れるよ?」
その誘いにあたしと晴香ちゃんは「「行くぅ!!」」
と声を揃えて返事をした。
あっ…佐倉くんも優海くん達のとこに行った」
あれだけ目立つ三人だ。
女子達がほっておく訳がない。
きゃあきゃあと黄色い声が飛ぶ。
そして彼の中学時代の知り合いだろう一人の女子がこう言った。
「私知ってるよ?
上條くんの妹で美紅ちゃんって言うんだけどすぅごぉく可愛いんだよ♪」
「えーっなにそれ美男美女兄妹(キョウダイ)」
「見てみたぁい♪」
騒ぐ女子達に対して、嫌気が差したのだろうか?
上條くんは一人何処かへ行ってしまった。
こちらに来た優海くんに聞いてみる。
「優海くんは美紅さんって子と知り合いだったりするの?」
すると彼はニッコリ笑って
「うん 瑠架と美紅ちゃんの母親がうちの神社でパートしていて美紅ちゃんはたまにお母さんのお手伝いでバイトしてるよ」
「………会ってみたいなぁ……」
その回答にあたしはぼっそりと呟いた。
それが聞こえたのか
「じゃあ…七夕祭りの時に来てみる?
美紅ちゃん見れるよ?」
その誘いにあたしと晴香ちゃんは「「行くぅ!!」」
と声を揃えて返事をした。