きみと…(恋愛短編集)
授業が終わり、放課後となった。
陽奈多くんの姿を探すけど見当たらない。
クラスメートにどこ行ったか聞いた。

「あー、藤村くん図書委員だから図書室じゃないかな?」

「ありがとう!」


クラスメートの女子に、お礼を言ってあたしは、図書室に向かった。



これと言って用事がある訳じゃないけど…いざ図書室の前に行くと…というより、陽奈多くんに会おうと思うと心拍数が、高くなる。
息を吸っては吐いての繰り返し。
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