きみと…(恋愛短編集)
「ただ妬いて欲しいんだよ…」
その一言が今まで言えなかった。
いつの間にか他の女と居ることが楽しくなって…
みさきの淋しい気持ちも
気付かなかった。


そんな時だった
みさきが歩いて行った方から揉め事のような声が聞こえた。



走って 駆け寄ってみるとみさきとチャラそうな男…それを助けたのは



遠くてよく見えなかったけど…


チャラ男とみさきの間に和って入ったのは…
多分… あいつ





その時 俺は思った
この恋はもう終わったと…みさきに振られた時点で終わったのだと…
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