きみと…(恋愛短編集)
先生はニコッと優しく微笑んで手前のパイプ椅子を進めた。
そこにあたしが座ると
ふわぁっと薫るミルクティーの甘い香り

あたしの好きな飲み物だ。
「あの…先生…用件何ですか?」

恐る恐る聞くと…

「……この間から春川さんギクシャクした態度だったでしょ?
何かあったのかなぁ?
と思いまして…」


呆気に取られたのは言うまでもない。

こっちは先生の一言で感情の杞憂が激しくなるんだよ!?

だから


決めた






ここであなたに告白します。
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