気付かなくて、ごめん
私は手早くこの家を出て行く準備をし始めた

カチャ…

すると、なにごとも無かったかのような顔で寝室に入ってきた

「なに、してんの?」

「別に」

「…出てくんだ…ふーん…」

興味ないとばかりに言うと、さっさとベッドに潜り込んでしまった

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