体から始まる恋
体から始まる恋


んっ…朝?



二日酔いでズキズキする頭を抱え、私は静かに体を起こした。



ここ何処?



辺りを見るからにラブホテル。



ベッドの隣は空っぽだけど、私は裸。



Hしたであろう残骸も落ちている。



一体誰と来たの?



昨夜は彼氏を含む会社仲間数人と飲みへ行き、其処で同僚の桃華と浮気する彼を見てやけ酒を飲み…



全く記憶が無い。



重い気分と足取りで、私は会社へ向かった。



「菜摘先輩、二日酔いは大丈夫ですか?」



出社そうそう話し掛けて来たのは、昨年入社した後輩の安藤。





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