Time〜新撰組と平成の少女〜
〜栞side〜
暫くしてから部屋に入り、お互いに離れていた間の話をしあうことになった。
土「お前が居なくなって直ぐに戦争が始まった。」
土方さんが話してくれたのは、平成でいう『戊辰戦争』のことだった。
土「山崎は、伏見奉行所の警護の時に撃たれて、江戸に行く船の中で息を引き取った………」
栞「烝が………」
道理で会わないわけだ。
烝のことだから、きっと無理をしたんだろう。
栞は静かに目を閉じて烝に黙祷を捧げた。
暫くしてから部屋に入り、お互いに離れていた間の話をしあうことになった。
土「お前が居なくなって直ぐに戦争が始まった。」
土方さんが話してくれたのは、平成でいう『戊辰戦争』のことだった。
土「山崎は、伏見奉行所の警護の時に撃たれて、江戸に行く船の中で息を引き取った………」
栞「烝が………」
道理で会わないわけだ。
烝のことだから、きっと無理をしたんだろう。
栞は静かに目を閉じて烝に黙祷を捧げた。