輝く未来に
その少年から
プリズムの力を
何となく感じ取る迄に
そんなに時間は
かからなかった。

特別な力が
この少年にあると
確信したから。

ただ、
周平は中々スカウト
する事が困難で、
約束の2日を過ぎて
しまった。

「何度来ても僕は、
アイドルには興味無い」

少年との会話に、
悩んだ私は少年のご両親との話を切り出す。

少年は始めは口を閉ざして心も閉ざして居たけど
次第に口を開き、
今は保護され
施設で暮らしている事を話し始めた。



< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop